なんだか元気ないけどどうしたの?
もう、介護業界に疲れたし、辛いから辞めようかなぁ…
こんにちは(^ ^)
介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。
介護施設で看護師として働いていて、時折辞めてしまいたいと思うことがあります。
介護の仕事は素晴らしいですし、好きなのですが、それ以上に心が折れそうな事もたくさんあります。
主な原因は、仕事内容よりも職場の環境によることも多いです。
では介護施設で実際に働いている私が、どんな時に、介護の仕事を辞めたくなるのか書いていきます。
介護施設の看護師が「介護が辛い」「辞めたい」と思った理由
介護施設で働く看護師の多くは、介護の仕事が好きで働いている人が多いです。
病院と違い、一人一人の利用者さんに向き合って看護が出来ることも、メリットの一つです。
しかし、日々の業務の中で時折「やっぱり病院に戻ろうかなぁ」「医療に帰ろうか」など悩んでしまうこともあります。
ではどんな時に、介護を辞めたいと思うのか挙げていきます。
介護職員と仲が悪く、うまく連携が取れない
永遠のテーマではないでしょうか?
「看護師と介護士の不仲」
もちろん全ての現場に当てはまることではないですが、看護師が辞めたいと悩む理由の多くに、これが挙げられます。
介護と看護は職種が違いますし、専門性が違います。
なので、時には意見がぶつかることもありますし、価値観の違いで揉めることもあります。
どちらが悪いという訳ではありませんが、一度関係性が壊れるとそのままズルズルと引きずってしまい対立することもあります。
そうなると、日常の業務にも影響してしまい、一番被害を受けるのは利用者なのです。
そんな、理不尽な毎日に疲れてしまい「辞めようかなぁ」と思うことが多いです。
給与や手当が安い
はい、やはり病院勤務に比べると、平均して給与は安いです。
また夜勤手当やオンコール手当も、びっくりするぐらい安いところが多く、業務量や責任の重さから比べると凹んでしまいます。
そんな私も、夜勤手当は一晩5000円と破格の値段になっていますw
看護職員お買い得です!
やっぱり、仕事が頑張れる1番のモチベーションは「お金」です。
そこが納得いかなければ「辞めようかなぁ」という気持ちにはなります。
職場の上司や経営者と考えが合わない
介護の世界で働くと、上司が看護師だけとは限りません。
大きな組織の介護施設なら、看護部とかあるでしょうけど、小規模中規模だと、そこの事業所の管理者が直属の上司になることも多いです。
つまり、それが介護福祉士やケアマネだったりします。
ガッチリと、他職種協働で助け合っていける現場なら良いのですが、先ほど述べたように介護と看護の意見が合わず、違和感を感じながら働かざるを得ないこともあります。
また、経営者が現場のことを全く知らず、売り上げ重視な考えだと、やはりこれも溝が深まることが多いです。
こうなると、いつか我慢の限界がきてしまい辞めたくなります。
腰痛悪化など体力的についていけない
介護の仕事は、とにかく体力勝負です。
おしめ交換や入浴やトイレの介助など、体力を消耗していきます。
また仕事柄、腰を痛める人も多く、限界がくると仕事ができなくなってしまい、日常生活に支障も出てしまいます。
やはり、自分の体が一番大事ですね。
入浴介助や送迎など、介護職の仕事も多い
介護施設にもよりますが、看護職は基本的には入浴介助やデイサービスの送迎はしない所が多いですし、また看護職員もしたくないと思っている人も多いです。
また、本来はしなくていいのだけれど、介護職の人出不足のために、看護も借り出されている場合も多く、そういう場合はもっと不満が出やすいです。
もちろん、そういう仕事が好きな人もいて、率先してやっている看護職もいるでしょうが、苦手な人は「嫌だなぁ」と思いながらも、日々の業務をこなします。
そうなると、どこか他のところへ行こうかなぁ、と思ってしまいます。
看護職員が少ないので責任が重大すぎる
介護施設は、病院と違い、看護師の配置は少ない場合が多いです。
極端な話、施設に1人しかいない所も珍しくありません。
そんな中、急変時や医療処置や相談は、全部一人で判断し、介護職に指示を出していきます。
高齢者の体調不良は、なかなか教科書通りにはいかず、判断が難しい事も多いです。
しかしその責任は重大ですので、看護師にとっては大きなプレッシャーになります。
自信のない場合や、時には間違った判断をしてしまうなど、リスクも大きく割りに合わないと辞めたくなる事も多いです。
「介護業界が辛い」と感じるまとめ
介護施設で働く看護職員が、介護の仕事は好きだけど「辞めようかなぁ」と感じることを書いていきました。
仕事自体は好きだけど、原因が職場や環境によるものが多いのは残念でなりません。
介護施設では病院ではできない看護ができます。
職場の環境が改善できる事が一番ですが、それでも無理な場合は転職という手段もあります。
介護業界では色んな働き方もありますので、自分にあった職場が見つけることが大切です。