介護施設で働く看護師が必ずぶつかる悩みとは

介護施設の看護師
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こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

私は介護施設で働く前は、病棟やクリニックで働いていました。

数年前に介護業界へ足を踏み入れ、介護現場ならではの悩みもたくさんありました。

もちろん現在も、悩みは尽きませんが、自分なりに少しずつ介護業界も分かってきてそれなりに乗り越えられるようになりました。

今日は、介護施設で働く看護師なら、誰もが必ずぶつかるであろう悩みを書いていきます。

 

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介護施設で働く看護師

「看護師=病院で働く」という形は崩れ、最近は看護師も色々な働き方があり、それぞれのライフスタイルや得意分野に合わせた様々な選択ができるようになってきました。

その一つとして、病院から介護施設へ転換される方も少なくないでしょう。

 

病院は「医療」、介護は「福祉」

 

看護師と介護士が、同じ職場で働いているので、つい同じ職種のような錯覚をしてしまいますが、根本的な考え方が違いますし、そもそも職種が違います。

まずはその事をお互いが理解しないと、悩みはずっと解消されないのです。

 

 

介護施設で働く看護師が必ずぶつかる悩み

介護施設で働く看護師は、必ずと言っていいほど、以下の悩みにぶつかります。

介護士と看護師で理解しあえず対立してしまう

介護士と看護師の人間関係の対立は、本当に多いです。

介護士と看護師の立場の違いから、意見が対立し人間関係まで影響することも多いです。

 

例えば、看護師が介護士に上から目線で指示を出す、反対に介護士が看護師をバカにする等が挙げられます。

特に、介護施設においては看護師の人員は少なく、他に相談する看護師が少ないということもあり孤立してしまう場合もあるようです。

 

お互い、別の職種で助け合って仕事をする、という意識が持つことで解消できることも多いですが、ストレスの多い介護の職場では話し合いもままならない事が多いです。

 

 

病院と違い医師がいないので、緊急時の判断が難しい

介護施設は医師が常駐していないところも多く、利用者に急変が起こったときの判断は看護師に任されます。

 

生命にかかわる判断を迫られるケースもありますので、責任感やプレッシャーは重大です。

加えて、そうした重責を抱えて行っている判断や行動が、他職種の人たちの理解を得られない…という悩みも生じてきます。

たとえば、「いちいち指示してうるさい」とか「高給なのに暇そうにしている」などと思われてしまうことや、看護師として危険と判断し対応策を講じようとしても協力してもらえない…といったことも起こるようです。

 

すのナース
すのナース

自分の判断が正しいのか不安になるよ

 

介護士不足の為、介護業務をさせられ看護に専念できない

介護業界は人手不足で、猫の手も借りたいほど忙しいです。

そんな中、看護師も普段は介護業務に付いている人も少なくないでしょう。

 

すのナース
すのナース

実際、私も普段はおしめ交換や、入浴介助、送迎業務など、介護士と同じように業務についています。夜勤も介護士と同じ待遇でしています。

 

しかし、普段の介護業務が忙しくて、本業の看護業務に専念できないという悩みが尽きません。

看護師の仕事としては、服薬管理や、利用者の受診管理、施設の感染対策、介護士への医療知識の指導や研修、書類整理など、看護師としてやりたい仕事はたくさんありますが、なかなか出来ないのが悩みです。

 

デスクに座って、書類整理などしようものなら「看護師は暇そうでいいわね〜」なんて、嫌味も言われかねません。

なかなか、看護の仕事を理解してもらえないのが悩みです。

 

まとめ

介護施設で働く看護師は、必ずぶつかる悩みがあります。

また、介護施設では看護師は少なく、施設によっては看護師は一人勤務なんて所も多いです。それゆえ、看護師が孤立してしまい、相談する仲間がいないということも悩みの原因になります。

介護施設では医師が常駐していない所がほとんどなので、緊急時は看護師一人で判断をしないといけないこともあり、プレッシャーや責任も重大です。

 

これらを解決するには、やはり「介護」と「看護」の職種の違いをお互い認識し、尊重し合わないと解決しません。

お互いの職務内容や考え方を理解し、共感しあうことが大切です。

 

看護師は医療のプロフェッショナルです。

いざという時は、医療的な知識に基づいて、リスクがあれば他職種にも正確に伝えていき、看護の役割を全うする事が、自分の自身にも繋がっていくと思います。