田代まさし5回目の逮捕にひそむ「覚醒剤依存」の恐ろしさ

すのナース日記
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こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

ビッグニュースが飛び込んできました。

 

宮城県警は11月6日、宮城県塩釜市と東京都杉並区で覚醒剤を所持したとして、覚せい剤取締法違反の疑いで元タレントの田代まさし(本名政)容疑者(63)を逮捕した。
今日、このようなニュースを聞き正直「またか…」と思ってしまいました。
本人も一生懸命、覚醒剤の恐ろしさを世にアピールする活動をし、更生活動をしていたようですが、思っているよりも覚醒剤の依存は手強いようです。
これは、田代さんの意志が弱いとかそういう問題ではないようです。
覚醒剤の怖いところは、「やめたくてもやめられない」状態=依存してしまうという事です。
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田代まさしの逮捕歴

今回5回目の逮捕に至るまでの、逮捕歴です。

 

1回目の逮捕と契約解除
『HAMADA COMPANY』の最後の出演から間もない2001年(平成13年)12月9日、田代は近所の男性宅風呂を覗いたとして、軽犯罪法違反容疑で現行犯逮捕された。さらに自宅から覚醒剤が発見され、覚せい剤取締法違反容疑(使用・所持)で12月11日、再逮捕された。これを受け、当時田代の所属していたエムティエムプロダクションは同年12月11日付で田代を契約解除した。
【田代まさしWikipediaより】
2回目の逮捕
さらに執行猶予中の2004年(平成16年)9月20日夜に中野区新井の路上で車を駐車中、再び覚醒剤及び刃渡り8cmのバタフライナイフを所持していたとして、銃刀法違反と覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕された
【田代まさしWikipediaより】

3回目、4回目の逮捕
2010年(平成22年)9月16日午前2時10分頃、神奈川県横浜市中区新港1丁目赤レンガパークの駐車場の身体障害者専用スペースに止めていた車両をアジア太平洋経済協力会議(APEC)国際会議の応援警備に当たっていた福岡県警察本部の警察官が発見。そこで職務質問を受けた際、コカインをポリ袋に入れて所持していたことが発覚し、直ちに麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で神奈川県警横浜水上警察署に現行犯逮捕された。また、この際一緒にいた美容室経営者の女も覚醒剤を所持していたため、覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された。さらに、女のポーチや女性の自宅に覚醒剤、コカイン、大麻を隠し持っていたとして、同年10月14日に覚せい剤取締法違反(共同所持)の容疑などで2人とも再逮捕された
【田代まさしWikipediaより】

そして、今回5回目の逮捕となります

8月に塩釜市の宿泊施設で、覚醒剤を忘れていったらしく宿泊施設から通報。
その後11月に杉並区でこの案件について逮捕しようとする際にも、覚醒剤を所持していたらしく現行犯逮捕となったようです。

ほんと懲りないですね…

ネット上でも驚きの声と「またか…」という落胆の声が多く寄せられています。

田代まさしがやめられない「薬物依存」とは

田代さんは、覚醒剤を断つべく、自助会へも参加し、また薬物の恐ろしさを広めるため公演活動も行ってきたとのことです。
薬物依存の恐ろしさは、自分が一番身を以て体験しているはずなのに、それでもやめられない理由は「依存」という病気のせいなのです。

薬物依存とは

薬物依存とは、違法な薬物(シンナー、覚醒剤、大麻、コカインなど)をやめたくてもやめられない状態を言います。

また違法薬物ではないけれど、処方薬や市販薬を必要以上に乱用する場合も同様です。

覚せい剤や大麻などの依存性のある薬物は、いずれも脳内の快感中枢を直接刺激する性質を持っています。
危険な薬物を使用すると、この中枢をダイレクトに刺激し、即座に「いい気持ち」になれるのです。
その快感は凄まじく強烈なもののようで、一度この多幸感を経験すると、が再び同じ多幸感を求めてしまいます。
寝ても覚めても、薬物のことしか考えられなくなり日常生活にまで支障をきたすようになります。
また、違法薬物を手に入れるためには、財産を投げ売ってしまったり、多額な借金をしたり、家族や友人に嘘を重ね、さらには違法なことに手を出したりと深みにはまってしまいます。
この時点で、平常心が失われています。
この欲求は、「気持ちが弱い」「我慢が足りない」ということとは違います。
脳が欲求に支配され、自分の気持ちではどうにもならないのです。
「やめたくてもやめられない」この状態が薬物依存症です。

まとめ

田代まさし容疑者が5回目の逮捕になりました。

本人も、薬物の恐ろしさは身に染みて理解していたと思いますが、社会の信用を失ってもなお止めることができないのが「覚醒剤依存症」という病気なのです。

依存症は完治することはできません。

一旦脳にインプットされた快感は、取り除くことはできないようですが、本人の努力や周りの協力を得て、薬物を断ち初回復帰している人もたくさんいるようです。

しかし、依存症の怖いところは、ふと何かのきっかけや弾みで、再発してしまうということです。

依存症になったら、一生この苦しみと戦わないといけない苦しい病気なのです。