【サービス付高齢者向け住宅】入居時に用意するものは?現場からお知らせします

介護全般
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こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

サービス付き高齢者向け住宅に入居が決まったけれど、入居までに一体何を用意すれば良いのか分からないと悩んでいる方も多いでしょう。

家族の方も入居の手続きなどで忙しく、いざ入居日を迎え生活が始まると、意外と日用品など忘れ物が多く、後々家族の方に足りないものを催促する事が多いです。

またサービス付き高齢者向け住宅は、施設とは違い、基本的には空っぽの賃貸住宅なので、思っているより何も準備されていません。アパートで一人暮らしをする感覚で、日用品を揃えると良いでしょう。

入居にあたって、必要だけれど意外と忘れがちなものと、なくても生活できるけれど、あったらより快適な生活を送る事ができるものを紹介して行きます。

 

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最低限必要な日用品

サービス付き高齢者向け住宅は、基本的には賃貸住宅なので、居室には必要最低限の設備しかところがほとんどです。生活用品や家具などは自分で揃えないといけません

入居する施設によって違いはあります。入居する前に何を準備すれば良いのか確認しておきましょう。ここでは一般的なケースを書いていきます。

歯ブラシや洗面グッズ

意外と忘れてしまいがちです。高齢者の口腔ケアは重要です。歯磨きグッズは、入居したその日から必要です。食後の歯磨きや、入れ歯の洗浄剤や入れ歯ケースなど毎日使うものですので忘れずに準備しましょう。

洗面で使う石鹸や、男性は髭剃りグッズも必要になります。

着替え・靴

日常着は少し多めに着替えがあると困らないでしょう。毎日ではなく、何日かに1度しか洗濯をしない所が多いですので、食べ物をこぼしたり、尿失禁で汚れたりと何かと着替えが必要になります。

居室内はエアコンがきいているので、そこまで厚着をする必要はありませんが、夏のクーラーで冷えたり、冬は朝や夜間の冷え込みにベストやカーディガン、薄い羽織りものがあれば便利です。

また、意外と忘れがちですが、毎月かかりつけ医に受診に行く方も多いでしょう。その時に着る、外出用の服や靴、羽織りものも必要になります。

タオル類

洗面で顔を拭いたり、食べ物がこぼれた時など何かと必要になります。フェイスタオルやバスタオルなど何種類か揃えておけば安心です。

洗濯物グッズ

施設にもよりますが、基本的には洗剤や柔軟剤も個人持ちになります。忘れずに用意しましょう。

コップや箸などの食器

施設によっては、食事の箸やコップも個人持ちの場合もあります。

また、居室で何か差し入れを食べる時の箸やスプーン、ジュースやお茶を飲む時はコップが必要になります。使った後の食器を洗う、洗剤やスポンジも用意しましょう。

ティッシュ

ティッシュなどの消耗品は当然ながら用意されていません。トイレットペーパーも必要です。

ちょっと手を拭くウェットティッシュもあれば便利です。

オムツ類

オムツや尿取りパット類も入居したその日から必要です。入居して間もないときは、環境の変化からトイレでの失敗や尿失禁などで、いつもより多めに使用する場合もありますので、忘れず準備しましょう。

あったら役に立つもの

施設によっては備え付けのものもあります。

備え付けではない場合、用意しておいた方が便利なものを挙げていきます。

テレビやラジオ

居室は一人部屋です。一人で部屋にいると退屈してしまい、高齢者にとっては何も刺激のない生活は引きこもりの原因にもなります。テレビやラジオがあれば快適な暮らしができるでしょう。

その際、耳が聞こえにくい方は、イヤホンや手元に置くことができるスピーカーもあれば、聞こえやすいと思います。

冷蔵庫

飲み物や、食料品を入れて置くのに冷蔵庫は欠かせません。

 

すのナース
すのナース

入居者の冷蔵庫によく入っているものは、梅干し、佃煮などのご飯のお供、ヤクルト、ジュース、、水、フルーツ、饅頭などのお菓子が多いです

机や椅子

小さなもので構いませんので、机と椅子があればちょっとした書き物もできます。また面会者が座る椅子も必要になります。

机と椅子がないと、どうしても日常的にベッドに座るようになり、そのうち一日中ベッドでゴロゴロ横になっている生活になってしまいます。そうなると、生活にメリハリもなくなり、やがて筋力低下にも繋がり脚も弱って歩くこともできなくなります

そういう意味でも、机と椅子はあった方が良いと思います。

タンスや棚

備え付けのクローゼットや棚はあると思いますが、これだけでは間に合わないことが多いです。

タオルや下着類、小物などを入れるタンスや棚は必要になるでしょう。準備する場合は、居室に設置できるサイズを確認し準備しましょう。

毛布やブランケット

布団とは別に、体温調整できる毛布や膝掛けなどのブランケットはあると便利です。

夜寝るときも、脚もとが冷えたり肩周りが寒いなどの訴えはよく聞きます。そんな時に、サッとかける事ができる掛物があればいいでしょう。

 

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まとめ

サービス付き高齢者向け住宅に入居が決まり、一体どんなものを用意すればいいのだろうと悩む方も少なくないと思います。

基本的には賃貸住宅の扱いなので、アパートの一人暮らしを想像してもらえればいいと思います。

サービス付き高齢者向け住宅は、介護度の低い方の入居が多いので、介護士の関わりも必要最低限なところが多いです。

一人でも快適に生活できるよう、日用品や小物も忘れず用意してください。

また、ここに必要なものを書きましたが、施設によってはあらかじめ準備されているものもありますので、一度施設に必要なものを問い合わせ確認しましょう。