こんにちは(^ ^)
介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。
介護施設の職員は7割が女性と言われています。女性だらけの職場と言えば、やはりそこに存在するのは「お局様」です。もちろん尊敬できる先輩方もたくさんいらっしゃいますが、どの職場にも一定数で存在する「嫌われるお局」には苦労します。
このお局のおかげで、職場の人間関係がこじれ、なかなか職員が定着しないという職場も多いのではなのでしょうか。
介護施設でよくある、「お局あるある」を書いていきたいと思います。
意地悪なお局がいて、職場に行くのが怖いよー
みんな仲良く助け合って働こうね
「嫌われるお局」の特徴
プライドが高く気が強い
ベースはこれです。経験年数だけは無駄に多いので、自称ベテランです。
プライドは高いですが、やってる介護は何十年前の介護ですか?と言いたくなるほどの、古臭い介護です。
今の時代の介護の方針を優しく助言しても、プライドが高く気が強いので全く受け入れられません。それどころか、アドバイスした方に怒りの矛先が向き、怒りのマウントをしてくるので、誰も注意できなく野放し状態です。
楽な仕事しかしない
周りの職員には偉そうに指示をしたり、介護のなんちゃらを指導している割には、よくよく観察するとお局の仕事はいい加減だったりします。
パット交換やトイレ介助などの身体介助は余りやりたがらず、「何かくさいなぁ。便が出てるんじゃない?おしめ確認してみて」と自分が見ればいいのに、新人に指示を出したり、絶妙なタイミングでその場からスーッといなくなります。
利用者と一緒に座ってテレビを見ながら折り紙したり、キッチンでお茶の準備をしたりと好きな仕事しかしない人も多いです。
職員の悪口を言いふらす
女だらけの職場にはあるあるの、悪口合戦。誰かターゲットを決めて、悪口をみんなに言いふらす。お局と休憩時間に一緒になったら、悪口や愚痴ばかり聞かされます。
誰かがヒヤリハットなんて起こそうものなら、いい話のネタにされますので要注意です。
周りの職員も、自分が悪口を言われたくないので、お局の悪口には「ウンウン」と同意するしかありません。
上司には媚びを売る
お局は、偉い人には弱いです。自己愛が強いです(笑
職員には鬼のような形相でイライラ全開ですが、上司にはニコニコと優しい表情をみせ媚びを売ります。その辺の処世術は、年齢を重ねた分だけ上手く太刀打ちできません。なので、お局が新人を追い出している事には上司もなかなか気付きません。男性上司だとなおさら気付かないでしょうね。
新人職員をいじめる
新しく入った職員は、頭の先からつま先まで観察されます。
爪の先ほどのアラを見つけては、ネチネチ突っ込んできたり、アラが全く無ければないで、仕事ができることを妬んで周りの職員も巻き込んでいじめてきます。
周りの職員も、お局に逆らうと自分がターゲットにされるのでお局の味方になり、居場所のなくなった新人は3ヶ月も持たずに辞めてしまいます。
休憩が多い
何かと理由をつけて座りたがります。座ってしまうと、おしゃべりが始まります。
「ちょっと今日は疲れたから、〇〇さん代わりにパット交換行ってきて」とか平気で他の人に仕事をふって自分はお茶を飲んでいます。
気付いたらいなくなっている時もよくあり、探しに行くと他のユニットでおしゃべりしているなんて事もしょっちゅうです。お局の徘徊も見ないと行けないので大変です。
職員や利用者にタメ口
職員を「〇〇ちゃん」などちゃん付けで呼び、若い男性職員には「〇〇くん」など甘い声で呼びます。職場のケジメも何もありません。
職員だけでなく、利用者にもちゃん付けで呼び、歯止めがききません。ちゃん付けで呼ぶ事は親しみを込めているという、自論があるのも特徴です。
敵はお局だけではないかも?
嫌われるお局様対策
気にせずスルーする
一番はこれです、相手にしては行けません。気にしないのが一番です。
「何か変なこと言ってるけど、私には関係ないや」
「職場だけの付き合いだから放っておこう」
と、涼しい顔して口だけ「はいはい」と返事をしておくのが良いと思います。
下手に言い返したりするとさらにお局は加熱するので、格好のターゲットになってしまいます。
自分に自信を持つ
上記の用にスルーするには、自分に自信を持つ事も大切です。
お局に何を言われようが、自分は間違っていない。お局が間違っているという自信があれば、お局の嫌味も気にならなくなってきます。その為には、アンテナを広げ日々勉強をして行く事も必要です。
自分が正しいことをしていると自信を持てば、お局の嫌味が馬鹿馬鹿しく見えてきますし、周りの職員も自然とあなたの方に付いてきます。そうすれば、お局も徐々に黙っていくでしょう。
上司に相談する
自分に自信がない人は、手っ取り早く上司に報告相談しましょう。その為の上司です。管理者は職員の人間関係のマネージメントも大きな仕事です。
その時は決して感情的にはならず、事実のみを伝え管理者に訴えかけましょう。感情的になると、この手の相談にうんざりしている管理者は「また女性同士のいざこざか…」と向き合ってくれない時もありますので。
被害者と団結する
お局被害者は、おそらく一人だけではないと思います。その場合、皆で団結し、お局に対抗するという手もあります。
決してお局を仲間外れにするという事ではなく、皆でお局にひるまず、間違っていることは間違っている、仕事は平等にしましょうと言える環境を作ることです。皆が協力して、そういう職場になればお局も居心地が悪く、多数に従うしかありません。
まとめ
介護業界は、男性介護士が増えてきたとはいえ、パートの方も多くまだまだ女性の職場です。
女性が多く集まれば、「嫌われるお局様」が必ず存在してきます。
どこの職場にもお局は一定数いて、新人がなかなか定着しない職場もあるようです。
そんなお局に対応するのは、お局を特別扱いせず、皆同じ職員だという雰囲気を作ることです。
ここに挙げた特徴を掴み、それに毅然とした対応をしていけば、皆が働きやすい職場に変わっていくと思います。