ダメなケアマネの見分け方7つ【介護が辛いのはケアマネのせいかも?】

介護全般
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こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

 

親の介護が始まり、介護サービスを利用する時に、まず最初にお世話になるのがケアマネージャー(以下、ケアマネ)です。

簡単に言えば、ケアマネは介護生活をプロデュースする役割を持っています。

 

「デイサービスは週に3回利用しましょうか」

「転びやすいので、廊下に手すりをつけましょう」

「医療ケアが必要なので訪問看護にお願いしましょう」

 

など、本人様の環境やニーズを踏まえ、介護度に合わせて、限度額内でケアプランを作成します。

 

しかしケアマネの中には、いわゆるダメなケアマネもいますので、最初のケアマネ選びに失敗すると、本人様や家族が介護に苦労することにもなりかねません。

ケアマネ選びは慎重になりましょう。

ここでは、ダメなケアマネの見分け方を書いていきますので参考にしていて下さい。

 

 

 

 

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介護が辛いのはケアマネのせいかもしれません

親の介護が始まり、ケアマネにケアプランを作ってもらい、介護サービスを利用するも、一向に楽にならず、苦労が絶えない、本人様もプランに納得していない場合、ケアプランが今の状態に合っていない可能性もあります。

その場合は、プランの見直しの必要があります。

 

先ほども冒頭で述べましたが、ケアマネは介護全般のプロデュースをしていると言ってもいいほど、重要な役割を担っています。

 

すのナース
すのナース

ケアマネが10人いたら、10通りのケアプランができるほど、ケアマネの能力によっても差が出てきます

 

また、ケアマネと一言で言っても、持っている基礎資格が介護福祉士と看護師だと、ケアに対する目線もそれぞれ違います。

もっとざっくり言うと、「できるケアマネ」と「ダメなケアマネ」にも分かれます。

 

介護サービスを使っているのに、介護が辛いと感じている場合、「ダメなケアマネ」が担当になっている可能性もあるかもしれません。

 

ダメなケアマネの見分け方

親の介護が一向に楽にならない、本人もプランに納得していない場合、まずは担当のケアマネに相談しましょう。

それでもなかなか改善されない場合、もしかしたら、担当のケアマネは「ダメなケアマネ」かもしれません。

ここでは「ダメなケアマネ」の見分け方についてあげていきます。

 

連絡がつきにくい、捕まらない

ケアマネに相談したいけれど、なかなか連絡がつかず、捕まらないことが多い場合は要注意です。

もちろんケアマネにも予定があり、忙しい方も多いでしょう。ケアマネだって休みます。

しかし、通常であれば可能な限り、折り返し連絡があるはずです。

なかなか連絡が取れず、相談が先延ばしになる事が多いケアマネは要注意です。

 

相談しても話を聞かない、すぐに動いてくれない

ケアマネに相談をしても、「様子を見ましょう」とか「また考えておきます」「よくある事ですよ」など、すぐに動いてくれない場合も要注意です。

確かにケアマネは一人で多くの利用者を担当していて忙しく、ケアプランの見直しや変更は面倒な場合もあります。

しかし、相談事を放っておくことは、利用者やその家族の生活まで、介護の犠牲になってしまうのです。

相談しても話も聞かず、すぐに動いてくれないケアマネは「ダメなケアマネ」でしょう。

 

 

上から目線の高圧的態度

いるんですよ。勘違いをしているケアマネが。

介護保険を使って、介護サービスを利用する場合、ケアマネがプロデュースします。

そうすると中には、自分がピラミットの頂点にいるような錯覚をしてしまう人もいます。

 

そう言う人は、勘違いをしてしまい、自分で決めたケアプランを押し付け、まるで自分が全部決めてやってると言わんばかりの、上から目線の高圧的な態度になる人もいますので気をつけましょう。

 

家にほとんど訪問に来ない

要件をほとんど電話で済ませるケアマネも要注意です。

基本的にはケアマネは、定期的に自宅に訪問してモニタリングをするなど様子を見に訪問します。

その時に、本人様はもちろんですが、家族とのコミュニケーションを取ることも大切です。

忙しさを理由に、訪問に来ないのは要注意ですよ。

 

 

医療の知識が少ない

看護師の資格を持ったケアマネであれば、医療の知識も豊富でしょう。

しかし、それ以外のケアマネも基礎的な知識がないと、このご時世ケアマネの仕事が勤まりません。

ケアマネは医師や看護とのやりとりも多く求められ、医療に関する勉強も必要です。

急な体調不良な時でも、とっさに対応できる柔軟さが求められます。

 

詳しい知識がなくてもケアマネはできますが、医療依存度の高い利用者にとっては、知識が薄いケアマネは「ダメなケアマネ」になってしまうかもしれません。

 

 

情報網に乏しい

ケアマネは、地域に顔が広く最新の情報を持っている方が、幅広いサービスの選択肢を持っています。

しかし、情報網も狭く、持っている情報に乏しいケアマネから、本当に良いサービスを受ける事ができるのか疑問に思います。

 

 

色々な介護サービスの提示をしてくれない

先ほど述べたことと重複しますが、情報網が狭い場合や、知識が少ない場合、介護サービスを利用するにあたっての選択肢の幅が狭くなります。

また知識があっても、何通りかのパターンを提示せず、最初からケアマネが自分で決めたサービスを押し付けてしまう人もいます。

ケアプランはケアマネが一人で決めるものではありません。

利用者や、あるいはその家族が決定します。

色々なやり方を提示せず、最初からケアマネの考えを押し付けの場合「ダメなケアマネ」ですので気をつけましょう。

 

 

まとめ

ダメなケアマネの見分け方を書いて見ました。

親の介護が始まり、ケアマネがつき、いざ介護サービスが始まるも、介護が辛いと我慢している人は、ケアマネにお願いして一度ケアプランの見直しを考えましょう。

それでも改善されない場合は、もしかしたら「ダメなケアマネ」にあたっているかもしれません。

どうしても合わない場合は、担当のケアマネを変更してもらうことも可能ですので参考にして見てください。