介護業界に転職してみたいけど、初めてだからどこを選んだらいいのかなぁ?
介護の仕事と言っても、いろんな所があるからねぇ
そうなのよ!色々ありすぎて、どこがいいのか分からないし。介護士の人達とうまくやっていけるかも不安だし。
初めてなら、私はデイサービスをおすすめするよ!
デイサービス?私に出来るかしら?
デイサービスなら夜勤もないし、比較的自立に近い利用者も多くて、やりやすいかも!
そっかー!チャレンジしてみようかなぁ!
看護師が、介護業界に初めて転職する時の不安
病院でしか働いたことのない看護師にとって、介護業界への転職は不安だらけです。
- 介護の世界は看護師の需要もあるし、病院とは違う世界もみてみたい。
- しばらく看護師の仕事を休んでいたけれど、仕事に復帰したい。だけど、ブランクがあり最新の医療についていく自信がない。
- 高齢者の看護にじっくり向き合い勉強したい。
など、介護の世界に足を踏み入れる理由は様々です。
しかし、初めての介護に転職する不安も多いと思います。
特に、看護師の仕事にブランクがある方は、医療行為がどの程度求められるのか?
介護士と上手くやっていけるのか?
看護師は何人ぐらいいるのか?
介護の仕事と言っても、特養や老健やデイサービスなど、色々ありすぎて、どこを選んでいいのか分からない。
といった、不安がよく聞かれます。
私も、初めて介護の世界に飛び込んだ時は「看護師はどの程度、医療的なことを任されるのか?」「もし看護師が自分一人だけだったら、緊急時に自分で判断できるのか?」と、不安だらけでした。
介護業界に初めて転職する看護師に「デイサービス」をオススメする5つの理由
初めての転職で「デイサービス」をオススメする理由を書いていきます。
もちろん、向き不向きがあり、全ての人や事業所には当てはまらない事もありますが参考にしてみて下さい。
夜勤がない
デイサービスは基本的には夜勤がありません(お泊りデイを除く)
日勤のみなので、体力面でも無理なく働くことができます。
初めて介護の世界に入り、いきなり夜勤でハードな仕事をして疲れてしまうことを考えると、初めは少し余裕を持って介護に慣れていく方が良いでしょう。
日曜休みのところも多く、プライベートと両立しやすい
デイサービスは、日曜休みの所も多く、プライベートと両立しやすいのが魅力的です。
勤務時間も、極端な早番や遅番もないのでスケジュールも立てやすいです。
子育て世代からも、学校の行事に合わせて働けると好評です。
比較的介護度の低い利用者が多い
デイサービスに通う利用者は、介護度の低い、比較的元気な方が多いと言われています。
歩行困難で車椅子や歩行器の方もいますが、そんな方でもお元気でおしゃべり大好きな方や、レクリエーションや体操を楽しみに通って来られる方も多く、活気のある利用者が多いです。
なので、言い方は悪いですが「ケアが楽」です。
トイレや食事も、見守りや自立の人が多いので、余裕を持って介護ができます。
介護度が低いということは、身体的な介助も少ないので、腰痛などの体調面でも無理なく働くことができるでしょう。
医療行為が少ない
デイサービスでは、医療行為も少ないです。
看護師としてブランクがある人には安心です。
中には重度の利用者も受け入れている施設もありますが、高度な医療行為はデイサービスではしません。
よくある医療行為として、怪我や褥瘡などのガーゼ交換や、指示された軟膏を塗ったり、突発的な怪我の処置、肥厚した足の爪切りなどが日常的には行われています。
あと大切な役目としては、利用者の怪我や体調不良などの急変時は、看護師が対応・判断しなければいけません。
レクリエーションなどを通して、利用者とゆっくり向き合える
デイサービスでは、レクリエーションが行われます。
脳トレクイズや、体を使った運動やゲーム、外出や料理など様々なレクがあり、利用者の楽しみでもあります。
そのようなレクを通して、利用者とコミュニケーションをとり、一人一人と向き合った介護ができます。
病院にいる時は、毎日の業務に追われて、患者さんとゆっくり向き合って看護をすることは難しいですが、介護現場では比較的ゆっくり向き合って看護をすることができ、体調面でも精神面でもケアすることが可能です。
初めて介護の世界に入るなら、こういった余裕は必要だと思います。
デイサービスをオススメする理由まとめ
介護現場で働いたことのない看護師が、初めて転職するのに「デイサービス」をオススメする理由を5つ挙げてみました。
初めての業界は、ただでさえ不安です。
最初から張り切ってハードな現場で働いて、心身ともに疲れてしまっては意味がありません。
私が経験した中では、デイサービスがプライベートとの両立や、身体的負担が少ないので、介護初心者にはオススメだと思いました。
介護の世界は、今まで積み上げてきた看護スキルを十分発揮できる場ですので、最初はゆっくり慣れていくことから始めていきましょう。