こんにちは(^ ^)
介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。
介護施設で働いていると、色々な介護職の方がいます。
その中でも、いわゆる「できる介護職」と「できない介護職」が存在します。
介護の世界は、色んな職種が助け合ってチームで仕事をするので、そのチームのメンバー次第で仕事の良し悪しも決まってしまうほど、メンバーの質は重要です。
「できる介護職」がチームメンバーだと、看護としてはとても仕事がしやすく、何より利用者の為になります。
ここでは、看護師視点の独断ですが、「できる介護職」とはどんな人なのか書いていきます。
介護施設で働く看護師から見た「できる介護職」
介護施設で看護職として働く私が、独断で一緒に働きたいなぁと思う「できる介護職」について挙げてみました。
「できる介護職」がいると、看護師も働きやすいですし、何より利用者の幸福度に繋がります。
理想を書くとキリがないのですが、参考にしてみてください。
新しい情報を取り入れ、日々勉強し向上心がある
医療の世界もそうですが、介護の世界も常に情報が新しくなり、その都度アップデートが必要になります。
このアップデートは、誰かがしてくれるわけではなく、自分で情報を取り入れ勉強していかないといけません。
また、介護技術に関しても、常に勉強し向上心を持っている人はどんどん伸びていきます。
「一度資格を取ったから、もう勉強はしなくていい」と考えている人が、意外と多いです。
わからないことはその場で解決し、常に学ぶ姿勢で仕事をしている介護職とは一緒に仕事をして、一緒に成長していきたいと思います。
介護と看護の違いを理解し、住み分けができる
よく「看護師と介護士は仲が悪い」と聞きますが、大体はお互いの職種を尊重できず、うまく住み分けができていない事が原因になっています。
できる介護職は、看護と介護の違いを理解し仕事を進めています。
自分の職種範囲内で専門的に仕事をし、医療分野など専門外の事は自己判断などせず、きちんと専門職に聞くことができるのです。
これって当たり前のことですが、意外とできていない人が多いです。
もちろん逆のパターンで、看護師側も、介護の分野に中途半端に口出しをし、関係がギクシャクする場合もあります。
とにかく、それぞれの専門分野を職種を理解し尊重できる人は、できる介護職だと思います。
介護計画や目標を意識しながら仕事ができる
介護施設などにおける介護とは、ただ闇雲におしめ交換や食事介助を行なっている訳ではありません。
必ず、一人一人に目標があり、その目標を達成するための計画をケアマネや事業所の管理者などが立てています。
介護職は、その目標に向かって計画を実施していきます。
意外に、そのことをわかっていない介護職もいるので驚きます。
わかっていない介護職は、ただただ利用者のできないことを手伝っている、またはお世話しているだけなのです。
もっとひどいのは、何でもかんでも介助し、手伝うことが介護だと思っている介護職も少なくありません。
できる介護職は、常に目標や計画を意識し、「そのためには何をどう支援したらいいのか」を考えながら、介護をしているのです。
職員や利用者の悪口を言わない
介護職だけに限りませんが、やはり他人の悪口を言わない人は信用できます。
介護の仕事は、職員や利用者も色んな人がいて、ストレスがたまりやすい仕事です。
つい愚痴や不満も言いたくなりますね
そこをグッとこらえて、仕事と向き合う人は「出来る介護職」に加え「信頼できる介護職」だと言えます。
感情で仕事をしない
いますね。感情を仕事に持ち込む人。
もちろん人間なので、たまには機嫌が悪い日もあり、つい不機嫌に他人に当たってしまう時もあります。
しかし、これが毎日だと、周りの人も一緒に仕事しづらくて困りますし、毎日その人の顔色を伺いながら接するのも、疲れてしまいます。
ちょっと間違いを指摘しただけで、プイっと機嫌を損ねたり、仕事で気に入らない事があると無視をしたりと面倒くさい人もいます。
そういう人に仕事上でミスがあった場合も、機嫌を損ねたら面倒なので指摘できなくなり、結果的に全体の仕事の質も低下します。
また、利用者の事を「かわいそうだから」という主観的な感情で、不必要な介護やルール違反をする介護職もいます。
そういった感情に左右される事なく、冷静な態度で適切に介護ができる人は、一緒に働きたいです。
報告・連絡・相談ができる
これも当たり前ですが、意外とできていない人が多いですね。
介護は他職種が助け合う連携が基本です。
連携するためには、それぞれの職種が情報を共有し、問題点があれば相談しながら進めていく事が大切です。
それができない介護職とは、良い仕事ができないでしょうね。
常に利用者のためになるよう考える
何のために働いているのか?介護をしているのか?
もちろん、利用者のためですが、職場の環境によっては、意外にもできていない場合もあります。
例えば、上司の前では進んで仕事をするけれど、上司がいない時はサボって仕事をしない人。
お局に叱られるから、イヤイヤ仕事をしている人。
自分の点数稼ぎの為に、仕事をしている人などは、一緒に仕事をしたくありません。
その仕事は、何のために誰のためにしているのか、きちんと理解し利用者に向き合っている人は「できる介護職」です。
「できる介護職」まとめ
今回は一緒に働きたい「できる介護職」について独断で書いてみました。
できる介護職は、常に利用者と向き合い、また他職種の専門性も理解し尊重できる人です。
また、介護職員に限らず、社会人として基本的なマナーや姿勢が守れる人は、どこにいっても好感が持てますし、看護師としても「できる介護職」として一緒に働きたいです。