「サービス付き高齢者向け住宅」の夜勤は楽なの?どんな感じなのかお話しします

介護の現場
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こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

 

ナースは介護業界ではあまり夜勤がありません。夜勤をするのは介護士の方がほとんどです。

私は、給与がたくさん欲しいので、夜勤も介護士と同じようにレギュラーで入っています。

また、ナースでも人手不足な職場だと夜勤をしないといけない職場もあります。

ただ、夜勤手当は介護基準なので病院と比べると、泣きたくなるほど安いです…

 

サ高住の夜勤って楽って聞くけど、どんな感じなのかなぁ?

すのナース
すのナース

施設にもよるけど他の施設よりは楽だと思います。実際に働いた私がお話ししますね

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サービス付き高齢者向け住宅とは

サービス付き高齢者向け住宅は、介護施設に入所ではなく、住宅の賃貸契約を結ぶというかたちを取るという特徴があります。最低限のサービスとしては「生活相談」と「安否確認」があり、あとは施設により独自のサービスをされている所もあります。

一般的には入居されている方は、要支援、介護度が低い方で身の回りのことが自分でできる方が多いです。入浴や買い物など、介護が必要な入居者は外部の介護サービスを利用しながら生活します。

サービス付き高齢者向け住宅は、株式会社・医療法人・社会福祉法人など様々な法人や会社が創設しています。高齢化に伴い需要が高まっていることから年々増加傾向にあります。

 

医療法人が経営している所は、やはり医療に強いので医療依存度が高い人の入居が多く、介護度も高い人が多いように思います。中には病棟のような所もあります。

 

サ高住の夜勤は楽なのか?

サ高住は介護施設ではありませんので、基本的には楽です。介護度も低い方が多く自立度が高い人が多いので、夜間も落ち着いている所が多いです。介護業界を複数渡り歩いて来た人や、やりがいを求める人にとっては、少し物足りないかもしれません。

しかし最近は、サ高住によっては介護度の高い人を受け入れてる所もありますので、そういう所は夜間のおしめ交換や、夜間徘徊などグループホームや特養並みに大変な所もあるそうです。

 

サ高住は自由度の高い施設なので、その分施設により大変さはまちまちなので、人によっては合う合わないがはっきり分かれます。転職される場合は、入居者の介護度や介護サービスの使用状況などを問い合わせた方がいいでしょう。

サ高住の夜間業務には2パターンある

サ高住は基本的には夜間業務はお休みです。なので夜勤の配置は義務ではありませんが、やはり高齢者を預かっているため、何かしら夜間も見守りはあります。

先ほども述べましたが、サ高住には様々な形態があり、施設によって夜勤業務も様々なので、ここでは私が経験したことも踏まえ、一般的な事を書いていきます。

 

夜勤業務

施設の夜勤を経験された方は分かると思いますが、普通の夜勤です。入居者の状態により、定時のパット交換やトイレ誘導、ナースコールの対応があります。ただ自立度高い人が多いのでナースコールもほとんどありません。その分時間が長く感じられます。

夜間の記録も、施設によって特変だけ書くところと、事細かに介護記録を書く所と様々です。

 

  • 17時〜18時  夜勤入り
  • 18時     夕食
  • 19時     口腔ケアや就寝介助
  • 20時半〜   眠前薬内服介助
  • 21時〜    コール対応・定時のトイレ誘導・パット交換など

(空いた時間は基本的にはフリー)

  • 5時      起床介助
  • 6時      朝食準備
  • 7時      朝食
  • 9時      申し送りをして退勤

 

宿直業務

自立度高い人が多く入居している所は、宿直という体制をとっている所もあります。

宿直は基本的には、緊急時の対応のみなので何もなければ、寝ることも可能です。

とても楽です。

 

私が経験した所は、宿直室(ベッド付き)に待機し、ナースコールや電話対応のみでした。

巡室やトイレ誘導などはありません。何もないときは、シャワーも浴びて、朝までぐっすりと眠っていました。

朝食準備は早番のスタッフが来ますので、早番が出勤して来たら交代で帰宅していました。

宿直の場合は「明け・休み」というのはなかったので、そのまま次の日に仕事ということも多々ありました。

 

夜勤が終わったらこちらへどうぞ

まとめ

サービス付き高齢者向け住宅は、基本的には介護度の低い、身の回りのことが自分でできる人が多く入居しています。そのため夜間も、穏やかで落ち着いていることが多いので、夜勤業務は緊急時の対応のみで、楽なところがほとんどです。

やりがいを求める人にとっては物足りないかもしれませんが、介護の仕事の経験が浅く、身体介護に自信があまりない人にとっては働きやすいのかもしれません。

とは言っても、最近のサ高住も様々な形態があり、重度の入居者が多い所もありますので、転職を考えている人は、1度施設に問い合わせて確認をした方が良いと思います。