こんにちは(^ ^)
介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。
最近介護の仕事で、50〜60代で未経験から活躍している人も多いよね
そうだね〜。だけど、その反面すぐにやめる人も多いよ〜
やっぱり、介護の仕事はキツイからね
うん(汗)体力的にも精神的にもキツイ事が多いから、覚悟は必要だ
覚悟かぁ…
初めて介護の仕事をする上で、どんな事を覚悟したらいいか書いてみるね
50〜60代未経験で初めて介護の仕事をする上で覚悟すべき事
50〜60代で初めて介護の世界に挑戦する場合、いくつか覚悟をしておいたほうが良いことがあります。
といえば、ちょっと怖いイメージかもしれませんが、逆にこれらが覚悟できれば怖いものなしかもしれません。
下記のことは、全ての職場に当てはまる訳ではなく、職場によってまちまちです。
また、「体力に自信はないけれど、介護の仕事がしたい」と思う場合も、職場に相談し仕事内容を考慮してもらえる場合もありますので、諦める必要はありません。
介護の仕事を始める前にぜひとも参考にしてみてください。
本気で介護のプロを目指すなら資格にもチャレンジしてみてください
肉体労働が多いので体力が必要
介護の仕事と言えば、一番はやはり「体力勝負」です。
- 立つ事ができない利用者を抱えて移動する「体力」
- 自分で入る事ができない人を、真夏に汗だくでお風呂に入れる「体力」
- 急な残業や休憩なしに耐えられる「体力」
- 早出・遅出などの不規則労働や、夜勤などに対応する「体力」
など、とにかく体が資本になります。
介護の仕事を目指すなら、資格や経験よりも、まずは体力を使うという事を覚悟して臨みましょう。
おしめ交換や排泄物などの汚物処理
介護の仕事は決して綺麗な仕事ばかりではありません。
想像はつくと思いますが、おしめ交換やトイレのお手伝いは本当に多いです。
志高く介護の仕事についたのに、職場によっては、一日中おしめ交換ばかりで「介護の仕事ってなんだっけ?」と疑問に思うことも多いです。
あと、重い認知症の方など、自分の便を部屋中に撒き散らしたり、服や布団につけたりすることもあります。
そんな時も、何事も無いように職員は淡々と片付けますが、心は泣いています。
排泄物の処理をする覚悟は必須です。
介護する高齢者の家庭環境や生い立ちに感情移入しない
介護の仕事をする上で大切なことは、まず利用者を知ることです。
家族関係や生い立ちなど、関わっていく中で、その人の深い部分にまで入っていかなければならない事もよくあります。
戦前や戦後の悲惨な生い立ちや、複雑な家族関係など、びっくりするほど壮絶な人生を送ってきている人も少なくありません。
たまに感情豊かな人は、そんな利用者の生活歴に感情移入してしまい、結果家族以上に入り込んで自分がしんどくなってしまう人もみられます。
高齢者は寂しい人も多く、自分に同情してくれる人には甘えてしまいます。
そうすると、「かわいそうだから」と断れなくなり家族以上に仕事の枠を超えてお世話をしてしまい、はまり込んでおかしくなってしまうのです。
優しい心の人に多いようですが、仕事は仕事だと割り切って、利用者と接する覚悟は必要になります。
女性が多い業界で、人間関係が難しい職場が多い
介護業界の退職理由でトップクラスに多いのが「人間関係の悩み」です。
これは50〜60代に限った事ではありませんが、初めて介護の世界に入るなら、覚悟はしておいた方が良いでしょう。
特に、女性が多い職場ですので、いわゆるお局様がいたり、派閥がある場合がありますが、あまり気にせず、仕事は仕事と割り切る覚悟も大切です。
上司が自分より年下で若い人が多い
50〜60代で初めて介護の世界に入る場合、自分の上司や上の立場の人が、自分より年下である可能性は高いです。
さらに20代や30代など若い介護福祉士も多く働いています。
そういった状況で、無資格未経験で就職すると、指導してくれるのは若い人になります。
時には若い人に、偉そうに指導されカチンとくることもありますが、そこは仕事なので、年上のプライドは捨て、グッと我慢するスキルは必要です。
年齢に関係なく、介護の仕事を経験者より一から教えてもらい、学ぶ覚悟は必要です。
まとめ
介護の世界は、現在人手不足で、年齢問わずやる気次第で未経験でも募集している所もたくさんあります。
何事もチャレンジ精神は素晴らしいことです。
そして介護の仕事も、やりがいがあり素晴らしい仕事です。
しかし、50〜60代から始める方は、少し覚悟が必要になります。
体力的な問題や、職場の人間関係、若い上司などいくつか覚悟しておかねばなりません。
それらを理解するだけでも、介護の仕事が続けていけるかどうか変わってきますので、頭の片隅において臨みましょう。