老人ホーム個室の冷蔵庫の中身あるある【賞味期限待ったなし】

介護の現場
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こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

介護施設や老人ホームに住んでいる方の個室には、自分専用の冷蔵庫を置いている方も少なくありません。

元気な方は自分で買い物に行かれますし、家族からの差し入れを入れている場合も多いです。

老人ホームに住んでいる方の冷蔵庫の中身あるあるを書いていこうと思います。

 

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老人ホームの個室の冷蔵庫の中身によくあるもの

個室に置かれている冷蔵庫は、一人暮らし用の小型のワンドアのものが多いです。

ヤクルト

圧倒的に多いのがヤクルトです!

高齢者に大人気で、家族からの差し入れ率も高いです。

また、乳酸菌が入っているので便秘がちな高齢者にはもってこいです。

 

ヤクルトは定期的に部屋まで配達もしてくれるので、買い物に行く事ができない方にとっても重宝されます。

中には自分では飲まないけど、職員や他の入居者に配る用に購入している人もいます。

 

買い物に行くことのできない高齢者にとっては、ヤクルト配達はとても便利なサービスで、唯一自分で買い物ができるので利用している人が多いです。

配達と家族の差し入れのダブルで、冷蔵庫内がヤクルトだらけになる場合も珍しくありません。

そんな時は、だいたい飲みきれず賞味期限が過ぎてしまい捨てざるを得ない時もあります。

 

すのナース

夜勤で働いていると、「ご苦労さん!」と入居者の皆さんがヤクルトをコッソリとポケットに入れてくれます

 

梅干しや海苔の佃煮などご飯のお供

梅干しや海苔の佃煮もあるあるです。

ちょっと食欲がない時でも、梅干しがあればご飯だけは食べる事ができるようです。

ただし、これらは塩分が高いので高血圧や心不全の方は要注意なのですが、なかなかやめられないようです(汗

 

栄養ドリンク

意外にも、栄養ドリンクもよく見かけます。

オロナミンCやリポビタンは人気のようです。

確かに栄養補給にはなりますが、糖分も多いので糖尿病の方は要注意です。

箱買いしている人もいます。

また、寝る前にガブ飲みして夜間トイレが近くなったり、元気になって眠れないなんて方もいます。

飲み方に注意ですねw

 

期限切れのお惣菜

自分で買ったのか、家族が差し入れたのかわかりませんが、いつのものか分からない期限切れのお惣菜も、冷蔵庫の奥に潜んでいる事があります。

惣菜類は食べかけが多く、高齢者は一度に食べきれないので、残したらもったいないと、冷蔵庫にしまう方が多く、そのまま放置のパターンが多いです。

スタッフやヘルパーが冷蔵庫を点検する機会があればいいのですが、そうでなければ結構怖いです。

 

バナナやみかん

ヤクルト同様に、バナナ率も高いです。

バナナは栄養もあり健康に良いことは高齢者も知っているので、よく食べている方が多いです。

季節になれば、みかんもよく冷蔵庫に入っています。

ただし、バナナは早く食べないと真っ黒になってしまうので、ご家族も差し入れの際には食べきれる量だけをお願いします。

 

 

アイス類

冷凍室のある冷蔵庫を持っている人は、意外にもアイスは人気です。

口さみしいときに、ちょっと食べるのが良いそうです。

甘くて冷たいのが病みつきになるようです。

ちなみに人気なアイスは、定番のバニラアイスが多いです。

 

すのナース

お金持ちの利用者の冷凍庫に、ハーゲンダッツのバニラがたくさん入っていて羨ましかったですw

 

個室の冷蔵庫の中には、賞味期限過ぎているものもたくさんあり

とにかく職員として心配なことは、賞味期限がきれているものがないか?ということです。

2、3日ならまだ大丈夫かもしれませんが、1ヶ月とか過ぎているヤクルトを発見した時は、利用者に見つからないようコッソリと処分させて頂きました。

お惣菜などは、明らかにカビが生えているものもあるので、差し入れする方には気をつけて頂きたいと切に願います。

 

まとめ

老人ホームの個室にある冷蔵庫の中身あるあるを書いてみました。

ヤクルトやバナナなど、毎日欠かさず食べて健康に気をつけている方も多いです。

また、梅干しなどご飯のおかずも定番のようです。

ただし、賞味期限には注意して差し入れしましょうね。