介護職のヘアカラーやピアスはアリ?介護士だってオシャレしたい!

介護現場への疑問
この記事は約5分で読めます。

こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

介護施設ではピアスやヘアカラーはしてもいいの?

すのナース

大体のところはピアスは禁止が多いね。カラーは派手な色以外ならオッケーなところが多いよ

すのさんの所はピアスはオッケー?

すのナース

私が今まで働いた所は目立たないピアスならオッケーだったよ。でも腕時計は禁止だったなぁ

アクセサリーは基本的には利用者に怪我をさせてしまう危険性があるから、禁止にしているところが多いよね

そっかー。施設によって対応はまちまちなんだね〜

 

スポンサーリンク

介護士のヘアカラーやピアスはアリ?

ヘアカラーは今や全く珍しくなく、むしろ真っ黒な髪の方が目立ってしまうほど、みんなしていると思います。

なので、よほどの金髪や奇抜な色ではない限り、特に規制のない施設がほとんどではないでしょうか?

ピアスに関しては、禁止の所と、小さくて目立たないものなら許可されている所と、施設によりまちまちなようです。

実際に現場で働いている介護士に聞いてみても「ピアスは付けたいけれど、無くしたり、利用者に怪我をさせたら嫌なので、自ら外している」と言う意見が大きのも確かです。

 

ピアスなどアクセサリーを禁止する理由

アクセサリーを禁止している場合、なぜダメなのか?理由を書いていきます。

利用者や職員が怪我をしてしまう

1番に言われる理由ですね、はい。

ピアスが怪我に繋がる流れとして、

  • 身体介助の時など、利用者にピアスが当たり怪我をする
  • ピアスが外れ床に落ち、それを踏んだ人が怪我をする
  • 利用者がピアスに手を伸ばし引っ張り、職員が怪我をする

らしいですが、どれも「う〜ん…」って感じでピンときません。

 

利用者にピアスが当たると言われれば、絶対無いとは言い切れませんが、実際そんな事故事例も聞いたことがないような。

そのような事例があるなら、ピアスよりも、メガネの方が危なくない?と思ってしまいます。

上記の「ピアス」を「メガネ」に置き換えて見れば、メガネも危ないと思います。

あと、小さなピアスがダメなのであれば、ヘアピンなどはもっと危ないですよね?

それに関しては禁止している所は、あまり聞きません。

色々矛盾していますね〜

 

 

怪我をさせると言う理由で、「腕時計」も禁止している所が多いです。

腕時計は賛否両論あると思います。

看護師は割と脈を測定したり、点滴の速度を調整するために、腕時計をしている人も多いです。

私も時々着用しますが、怪我させそうで実際はあまり影響ないように感じます。

どうしても身体介助で、腕時計が利用者に当たりそうな時は、前もって外しますし、普段の業務で腕時計が怪我に繋がるようなことは感じたことがありません。

清潔面に関しては、オペや傷の処置で絶対清潔が必要な場面では腕時計はダメですが、介護の現場でそこまで清潔操作を求められることはないので、ほとんど影響ないでしょう。

それでも、介護士は腕時計は絶対に反対!な人が多いです。

 

ピアスが外れて食事などに混入してしまう

これもよく言われますね。

何かの拍子に、ピアスが外れ、食事に混入してしまう。

私は聞いたことがありませんが、どうなんでしょう?

まぁ、100%安全ではないので禁止にしているようです。

 

利用者に不快な気持ちをさせてしまう

接客業と考えれば、不要なアクセサリーは見た目的にもNGにしていることが多いですね。

身だしなみの観点で言えば、仕方ないと言えば仕方ありません。

また高齢者からみて、ピアスはあまり良い印象を持たない人がいるので、不快な気持ちにさせないように禁止にしているようです。

 

アクセサリー禁止なら、指輪を一番禁止にするべき

アクセサリーは、「絶対に禁止」にしている所でも、「結婚指輪はOK」にしている所は多いです。

利用者への怪我防止、感染予防を言うのであれば、指輪は耳よりももっと利用者の身体に触れますし、指輪の裏はいくら手洗いをしても、見えない菌がたくさんいます。

手は、一番多く食べ物や利用者に触れます。

アクセサリーを禁止しているのに、結婚指輪は許可している理由が全くわかりません。

 

介護士はオシャレしてはいけないのか?

「介護士だってオシャレしたい」なんて言うと、各所からクレームが来そうですが、多少のオシャレは構わないと思います。

もちろん、仕事なので他人を不快にさせない常識の範囲内ですが。

ただでさえ、高齢者は「この先何にも楽しみがない」「寂しい」など負の感情に陥りがちです。

そんな中、職員が自分流でオシャレをして、明るく生き生きと介護をしていたら、利用者の気持ちも明るくなるのではないのでしょうか?

女性の利用者は意外とオシャレに敏感な人も多く、若い時は化粧もしたり、マネキュアも塗ったりしたという話もよく聞きます。

職員が、化粧などの話をすれば、生き生きとした顔で、「昔は自分もスカートを履いて、オシャレをしていた」など、若い時の自分と重ねるような話をすることもよくみられます。

また、スタッフがオシャレな髪留めをしてくると、それをみた利用者は「綺麗なヘアピンつけてるね!」なんて話も弾むことがあります。

介護士は、みんながみんな、真面目に個性のない同じ表情で働く必要はないと思います。

介護現場だからこそ、病院とは違う生活の場で、職員も利用者もいろんな人がいて、人それぞれ生き生きと過ごせる場所であってほしいです。

小さなピアスに目くじら立てて怒るより、その人の仕事ぶりを評価してほしいです。

なので私は危険のない範囲で、オシャレをしてもいいのではないのかなぁと、個人的には思います。

 

まとめ

介護士の身だしなみのルールは厳しい所が多いです。

ヘアカラーは、ナチュラルなカラーであればOKな所が多いようです。

アクセサリーに関しては、全面的に禁止している所がほとんどではないのでしょうか?

もちろん、介護施設は安全第一です。

しかし、介護士が常識の範囲内でオシャレをすることは、決して悪いことではないと思います。

介護の現場が、もっと明るく生き生きとしたものになるといいですね。