こんにちは(^ ^)
介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。
さてこの夏のお楽しみ、3年に1度の「瀬戸内国際芸術祭2019」に行って来ました。
前回3年前、私は「直島」に初めて行き、自然や島の生活とアートの融合にめちゃくちゃ感動を覚え、
次回開催時も是非鑑賞したいと思い、この時を待っていました。
休みがたくさんあるわけではないので、行ける島は今期は1つ。。
前回の「直島」も捨てがたいけど、どうせ行くなら別の島も行ってみたい…
と、悩みに悩んでこの度は「豊島」に行くことに決めました。
この様に、どの島に行くか決めている最中から芸術祭の楽しみは始まっているのかもしれませんね。
凄く魅力的な島だったので、「豊島」の旅をまとめて見たいと思います
島に出発!
私は岡山方面から出発です。
宇野港発 6:45 のフェリーに乗りました。
豊島は港が2つあり
レンタサイクルやお店が多く、宇野港からも近いのは「家浦」
レンタサイクルは少ないけど「豊島美術館」に近いのは「唐櫃」
どちらに上陸するか悩みましたが、万が一レンタサイクルが借りることができなかった場合、
徒歩移動になることも考え、かつ「豊島美術館」にどうしても朝1番に行きたく
美術館に近い「唐櫃」に降りることにしました。
確実に入場されたい方は、オンライン予約をおすすめします!
フェリーでは宇野〜唐櫃までは、途中家浦港を経由し1時間の旅でした。
ちなみに高速船だと40分です。
唐櫃港に7:45到着。
島に上陸後に1番にすること
レンタサイクルの確保
まずは島内の移動手段の足を確保しなければ始まりません。
私は無計画に旅に出たので、レンタサイクルの予約が取れず当日飛び込みで当たってみました(泣
幸い港から一番近い「笠井レンタサイクル」さんに飛び込みでお願いしたところ、
今日は3台ほど空きがあるから何とかしてあげるわ、と調整してくれました!
凄く気さくで優しいおっちゃんでした。ありがとうございます!
作品観賞の行程をもう一度確認する
移動手段が決まったら帰りの船の時間を考慮し、鑑賞したい作品と昼食場所などもう一度チェックしましょう。事前に計画していてもその日の気候にも大きく左右されると思います。
無理のないスケジュールにしようね
私は、レンタサイクルのおっちゃんがガイドマップを見せてくれながら、オススメの場所や所要時間、地元の人しか知らない情報も教えてくれました。
参考にさせてもらいおかげでスムーズに回ることができました。
地元の人に聞いてみるのもアリかもしれませんね。
唐櫃地区を周る
豊島美術館
電動アシスト自転車で山を登り唐櫃港から10分ほどで到着。
9時から整理券を配布するとのことで、まだ到着した時間が早かったので周辺の棚田など景色を満喫して過ごしました。
9時になると、続々とお客さんが集まってきたので私も並ぶことにしました。
幸い、私は平日に行ったので、そこまで人がおらず予約なしでもスムーズに入場することができました。
作品は自然とうまく融合にした心落ち着く素晴らしい作品でした。
鑑賞後は有名なフォトスポットでしっかり写真も撮りました。
眺め最高!!
その他作品
心臓音のアーカイブ
世界中の人々の心臓音を聴くことができる小さな美術館です。
自分の心臓音もここで録音し登録することができます(1540円かかります)
イオベット&ポンズ
屋外にあり自由に鑑賞できます。
バスケットゴールがたくさんありました。
島キッチン
ピピロッティ・リスト
ストーム・ハウス
古い民家で嵐がやってきてから過ぎ去るまでの約10分間を体感できる作品です。
個人的には凄く好きな作品で面白かったです。人によっては怖いかもしれません。
何よりクーラーがついていて、かつ靴を脱いで畳に座って鑑賞する作品だったので、真夏に歩き回り汗だくの体にはとても嬉しい場所でした(笑)
しばらく休憩させてもらいました…ありがとう!ストームハウス!
唐櫃の清水
島キッチンから自転車で10分ほどにあります。
清水がコンコンと湧き出ていて、共同用水としても使用されているようです
水が冷たくて気持ちよかった〜
青木野枝
唐戸の清水の横にあります。観て感じてください
家浦地区を周る
豊島横尾館
既存の建物の配置を生かして「母屋」「倉」「納屋」で構成され、平面作品11点を展示しています。
目がチカチカする作品でした(笑)特にトイレは必見です。ぜひトイレも併せて鑑賞ください。
針工場
豊島の家浦岡集落にて、平成を迎える手前で閉じられたメリヤス針の製造工場跡です。
隣に野外カフェもあり、休憩もできます。
いちご家
ちょっと休憩して、冷たいスイーツをいただきました。
ここも口コミで絶品だと有名で、前日から訪れるつもりでした。
評判通りふわふわなかき氷と、絶品いちごソースで大満足でした。
生き返りました!
有名人のサインもお店にたくさんありましたよ。
甲生地区を周る
塩田千春+田根剛
タイトル未定ということで、まだ進行中らしいですが、鑑賞できます
豊島八百万ラボ
アーティスト・スプツニ子!が構想した、先端科学とアートとのコラボレーションにより、新たな神話をうみだそうとする施設らしいです。
最初は「遠くまで自転車漕いで来たのに、何だこれは?」と思いましたが、鑑賞しているうちに素晴らしさがじわじわ分かってくるアートでした。個人的には好きです。
硯地区を周る
ウミトタ
宿泊できる1棟貸しのお洒落な宿です。目の前は海が広がり、とても優雅な気持ちになれます。
芸術祭を楽しむためには
暑さ対策をする
とにかく、夏は灼熱の暑さです。日焼けも半端なく太陽がジリジリ焼き付きます。
私は着替え持参、汗拭きタオル数枚用意、日焼け対策、水分補給に気をつけました。
事前予約を必ずしておく
レンタサイクルや美術館など、事前予約必須です。旅の快適さが違います。
1日のスケジュールをざっくり決める
無駄な動きはタイムロスです。時間は有限です。
昼食場所の確保
食事の取れるところも限られていますので、食べる場所を決めておきましょう。
決めたら早め早めに動くことをお勧めします。
トップシーズンはどこも長蛇の列です。
往復の船の時刻表を押さえておく
行きはともかく、帰りは船に乗れなかったら帰れません。
チケットは乗船30分前発売です。人気路線は随分前から売り場に行列ができています。
「豊島」まとめ
前回の直島に比べると、規模は小さいですがその分自然の美しさを堪能できました。
初めて自転車で島内をほぼ1周し、美しい日本の自然を楽しみました。
これぞ本当の「大人の遊園地」だと思います。
アートなのでそれぞれの作品の感想は人それぞれですが、どの作品からは「生」を感じることができ
とても素晴らしかったです。
時間があれば秋の会期も参加したいなぁと思いました。