いくら介護業界が人手不足だと言っても、こんな人は面接で不採用になる

介護全般
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こんにちは(^ ^)

介護施設で働くゆるふわ看護師 すのです。

介護の仕事は人手不足が深刻で、誰でも雇ってくれると思われがちです。

確かに無資格でも募集してますし、年齢や経験を問わず応募可能な業界で、比較的採用されやすい業界ではあります。

介護業界はとにかく人材が欲しいので、よほどのことが無い限りは採用される傾向にあります。

 

すのナース
すのナース

しかし、募集しているからと言って誰でも採用されるわけではありませんよ

 

何ヶ所か面接を繰り返しても、不採用が続いている方には共通点があります。

そこで採用されやすい介護業界に何度挑戦しても、面接で落ちてしまう人の共通点を書いてみました。

 

 

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人手不足の介護業界だからと言って、誰でも採用するわけではない

介護業界は今慢性的な人手不足で、どこの事業所も人材が欲しい状態です。

しかし、募集してもなかなか人が集まらず、多少の欠点がある人材でも、人員を増やすために目をつぶって採用している所も少なく無い様です。

 

だったら応募すれば、誰でも受かるだろう!と思っている人も多い様です。

しかし、介護は高齢者の生活や命そのものを預かる仕事です。

その責任の重要性をしっかり理解した人でないと、採用されるのは難しいでしょう。

介護の仕事は、高齢者と楽しくお喋りしたり、オシメを変えるだけの単純な仕事では無いのです。

 

そこを理解せず「誰にでもできる仕事」と軽く考えている人は、もし採用されたとしても長くは続かないでしょう。

 

 

介護の面接で不採用になる人ってどんな人?

誰でも採用されると思われがちな介護の面接で、不採用になる人の特徴を書いてみました。

介護の仕事を見下していて、言動が上から目線

「介護の仕事なんて誰にでもできる」「介護の仕事なら採用してくれるだろう」「経験者だから教えてもらわなくてもできる」など、介護を簡単に考え、面接での言動から傲慢さが見えたり、上から目線だと、高確率で不採用になります。

 

介護の仕事は、高齢者の尊厳を第一に考えなければいけません。

軽く考えている様な人とは、一緒に働きたく無いと思われ不採用になるでしょう。

 

基本的なマナーができていない

介護業界に限ったことではりませんが、面接での挨拶や言葉遣い、立ち振る舞いなどのマナーができていない人は、社会人としての信用を疑われます。

完璧な敬語やマナーを身につけていなくても、明るくハキハキと丁寧な言葉遣いで、印象の良い受け答えができる様に心がけましょう。

また面接時間に遅れてきたり、応募の電話でのやりとりで印象が悪い場合も不採用になる可能性があります。

 

これが出来ない人は、介護に限らず、どこの業界に行っても厳しいね

 

高齢者に対し興味がない、好きではない、尊敬できない

介護の仕事なのですから、高齢者に興味ない、もしくは高齢者が好きではないと思われる様な発言をすると、介護の仕事には向いていないと判断されます。

高齢者が大好き!って程までは求めませんが、せめて尊敬の念を持って接することが出来なければ、介護の仕事は続かないでしょう。

高齢者の中には認知症の方も多くいます。そんな方でも、人生の大先輩として尊敬の念を持って接することが介護の基本です。そこを理解していない人は介護の仕事は厳しいです。

高齢者を見下す様な言動や、無関心な態度を取られては困ると、面接で不採用になる確率は高いです。

 

前職を退職した理由が自己中心的やネガティブ

前職の退職理由は、面接では高確率で質問されます

嘘をつくのは良くありませんが、「人間関係が悪い」「給与が安い」「休みがない」など、そのまま前職の悪口や愚痴を言ってしまい、不採用になるケースもあります。

もちろん前職への不満が募り、転職する場合も多いでしょう。

しかし、その理由をそのままネガティブな発言で伝えてしまうと、悪い印象になります。

「スキルアップのため」「経験を生かし、ステップアップしたい」「資格を取得したい」など、前向きな理由に置き換えると、相手にも好印象にあります。

 

短期間単位で転職を繰り返している

介護業界では、転職を繰り返している人も珍しくはありません。

しかし、数ヶ月単位で転々と介護業界への転職を繰り返している人は「採用してもすぐに辞めるのでは?」と思われ、不採用になる場合もあります。

もしあなたが採用されると、会社も新人研修に時間を割かなければなりません。あなたの為に、少ない人員をやりくりし、指導や教育をしていきます。

せっかく育てたと思っていたら、すぐに辞めてしまう様では会社としても無駄な労力になってしまうのです。

すぐに辞める可能性が高い人は、最初から採用はしないでしょう。

 

質問に対し、的確な返答ができない

介護の仕事は特に、人対人のコミュニケーションが重要になってきます。

自分の倍以上生きてきた、価値観も違う高齢者や、認知症の方も多く、会話のスキルが求められます。

面接で、質問されたことに的確な返答ができない人がいます。

答えがチンプンカンプンであったり、回りくどく分かりにくい、聞いてもいないのに自分のことばかり長々と話す人は、不採用になる可能性があります。

 

清潔感に欠ける

こちらも介護業界に限らず、社会人としてのマナーです。

見た目の清潔感は、面接での第一印象を大きく左右します。

長い爪や、ボサボサの髪、派手なメイクやアクセサリーは、清潔感が感じられません。

面接時の服装も、ラフな普段着ではなくスーツ着用が基本です。

 

まとめ

介護業界は、人手不足で年齢や経験も問われることなく、比較的採用されやすいです。

しかし「介護の仕事は誰でもできる」「応募すれば誰でも受かる」などと軽い気持ちで考え応募し、何ヶ所も不採用が続いている人もいます。

不採用が続いている人は、上記のことを見直し、心当たりがある様なら改善しましょう。

決して、採用の道は難しくありません。

明るく丁寧な受け答えと、清潔感、介護への理解と意欲が感じられれば、採用される可能性は高いくなりますよ。